鶏ガラスープの素おすすめ17選｜無添加やオーガニックも！顆粒と粉末の違いは？

鶏ガラスープの素は、体に悪いとイメージを持っている方も多いようです。鶏ガラスープの素の多くは、化学調味料などを使用してつくられています。化学調味料と聞くと体に悪いイメージがあるため、鶏ガラスープの素は体に悪いと判断されていると推測されます。

化学調味料やうま味調味料は、人工的にうまみを凝縮している調味料です。化学調味料や鶏ガラスープが体に悪いわけではありません。鶏ガラスープの素は、手間をかけずに料理にうまみを取り入れられる調味料です。

顆粒タイプは粉末を固めたもので、間に空気が入っているため水に溶けやすいです。そのため、粉末と違いダマができにくいメリットがあります。顆粒タイプには瓶詰めのものや1回分ごとに小分けされているものがあり、いずれも料理に合わせて量を調節しやすいです。

また、詰め替え用もあるため、ボトル代を節約できるのも特徴です。自分で量を調整できお値段も手ごろな商品が多いため経済的です。メリットが多い顆粒タイプですが、ボトルのフタをしっかりとしめていないと湿気やすかったり、長期間の保存が難しいデメリットもあります。

ペーストタイプはしっかりとした味に仕上がるため、炒め物などを作る際に最適です。チューブに入ったペーストタイプは使いたい分だけを出して使えます。片手で絞るだけで量を調節できる使い勝手の良さや、保管にもコンパクトで場所を取らないのでおすすめです。

開封後のペーストタイプの鶏ガラスープの素は冷蔵庫での保存が品質の保持としておすすめです。しかし、冷蔵庫で保存すると固くなってしまい調理中溶かすのが大変ですよね。その場合はあらかじめお湯や水で使いたい分量を溶かして使用しましょう。

鶏ガラスープの素には、液体タイプの鶏ガラスープの素もあります。薄めて使用するタイプが多く、指定された濃度に薄めて使用します。液体タイプの鶏ガラスープの素は、液状になっているため水に溶かす必要がありません。

調理用法や料理の内容によって幅広く使用できるのもポイントです。豚骨風味やしょうゆベースなどさまざまな種類の液体タイプの鶏ガラスープの素があるので、使用頻度の高い味付け鶏ガラスープの素を常備しておくと重宝します。

味付きタイプは、濃い味付けの料理を作る際や隠し味に使いたいときにおすすめです。味が付ついているため、これだけで料理が完成するので他の調味料は必要ありません。水分を少量含むペーストタイプは、カビてしまったり雑菌が繁殖しないように保管方法には気を配りましょう。

また、濃厚な味付けで油分が若干多めとなっているため、使用する分量の調整が不可欠です。量の調節さえマスターしてしまえば、簡単に鶏ガラの本格的な味わいを堪能できるのでおすすめです。

化学調味料や食品添加物が使われていないものは、味が薄く物足りないと感じる方もいます。しかし、素材の旨味を引き出した鶏ガラスープの素で作る料理は、自然な風味の飽きのこない味になります。

また化学調味料による塩分の過剰摂取のリスクを考えれば、使用する塩分の量を調整すると味の濃さに変化をつけられるため、鶏ガラスープの素を選ぶ際には化学調味料など添加物の入っていない無添加のものがおすすめです。無添加の場合は賞味期限が短い場合もあるので、購入時にチェックするのもポイントです。

有機食材にこだわりがあるのなら、オーガニックの鶏ガラスープの素もおすすめです。鶏ガラスープの素にもオーガニックがあり、さまざまなオーガニック認証を受けた鶏ガラスープの素が揃います。

コストコやオーガニックブランドを取り扱う専門店などで取り扱われていて、手軽に購入できます。オーガニック認証にはさまざまな種類があるので、認証マークを確認し納得できるオーガニックの鶏ガラスープの素を選ぶのがおすすめです。

鶏ガラスープの素を使用したいけれど、市販の調味料は塩分量が気になる場合もありますよね。塩分量が気になるのなら、通常のタイプよりも塩分が少ない減塩タイプの鶏ガラスープの素がおすすめです。

減塩タイプの鶏ガラスープの素には何パーセント減塩されているかの表示があるので、塩分が気になる方は参考にしましょう。減塩タイプなら、濃い味付けが苦手な方にもおすすめです。

鶏ガラスープの素の使用頻度や使い方で、内容量を選ぶのがおすすめです。使用頻度が高く頻繁に使用するのなら、たくさんの量が入った瓶や缶タイプの鶏ガラスープの素がいいです。使用震度が少なく使用量も少ないのなら、個包装タイプをおすすめします。

内容量が多ければリーズナブルに購入できる場合もありますが、使用しなけれ意味がありません。特に顆粒タイプは、湿気を吸うと固まりやすい傾向にあります。鶏ガラスープの素の形状にも考慮して内容量を選びましょう。

鶏ガラスープの素を選ぶ際には、食品表示に記載されている原材料をチェックが大切です。あらかじめ鶏ガラスープの素に使われる代表的な原材料を把握しておきましょう。

鶏ガラスープの素に使われているチキンエキスとは、原材料となる鶏肉を煮出して濃縮した天然旨味調味料です。鶏ガラスープの素の核となる材料の1つで、ほとんどの商品ではこのチキンエキスが食品表示の原材料表記の前半に記載されています。

原材料を見るとチキンエキスではなく、「チキンブイヨン」と書かれているものがありますが、チキンエキスとチキンブイヨンは似て非なるものです。チキンブイヨンもチキンエキスと同様に鶏肉や骨を煮出していますが、その他に香味野菜などが含まれています。

デキストリンは、とうもろこしやさつまいもなどのでんぷんを加工して作られる食品です。デキストリンを使用すると粉状の物質を固め粘り気を与えたり、とろみをつけて溶けやすくしたりできます。鶏ガラスープの素の多くの商品に使用されています。

デキストリンは体に悪いものではありませんが、少量の糖質を含んでいる点を把握しましょう。粘土の高い形状のものなどはチキンエキスよりも多くの割合で使用されているため、デキストリンとチキンエキスの含有割合はどの商品を買うかを判断する材料になります。

コーヒーや輸入食品を取り扱うカルディにも、さまざまな種類の鶏ガラスープの素が販売されています。鶏ガラスープの素だけではなく、洋風だしや海鮮を使用したスープの素が豊富に揃うのも特徴です。

また、カルディは無添加のだしや、素朴な味わいで人気のユウキ食品のガラスープの素も購入できます。いろいろ揃っているカルディもチェックしてみてください。

鶏がらスープの素は業務スーパーで購入できます。業務スーパーの「鶏だしの素」は顆粒タイプのどんな料理にも使いやすい鶏がらスープの素です。一般的なスーパーの鶏がらスープの約4倍の227gと、容量がたっぷり入っているのが魅力。大家族の方や頻繁に料理をする方におすすめです。

鶏ガラスープの素とコンソメを使用して、鶏ガラスープを作りましょう。主な材料はコンソメスープの素・鶏ガラスープの素・野菜等を準備します。具材はお好みでいいのですが、おすすめの野菜は玉ねぎやコーンなどです。鍋料理で余った春雨も出番です。

鍋に指定量の水、準備した野菜を入れて火にかけます。しっかりと火が通ったらコンソメを適量入れ、煮込みます。最後に鶏ガラスープの素を入れて味をととのえれば、鶏ガラコンソメスープの出来上がりです。寒い季節には、ちょっとショウガを入れても体が温まるのでおすすめです。

鶏ガラスープの素を使ってチャーハンを作りましょう。主な材料は鶏ガラスープの素・しょうゆ・塩・ご飯・溶き卵・刻んだ長ネギ・ごま油もしくはサラダ油などです。熱したフライパンに油をひいて、溶き卵を流し入れ、半分火が通ったらご飯を入れます。

ほぐすように混ぜて、刻んだ長ネギを入れます。鶏ガラスープの素・しょうゆ・塩で味をととのえれば本格卵チャーハンの完成です。お好みの具材や余った食材を入れても美味しく作れます。

味つけはもちろん、中華鍋を使うとより本格的なチャーハンに近づきます。おすすめの中華鍋や種類・使い方を下記記事で紹介しているので、こちらも参考にしてください。

鶏ガラスープの素を使って、圧力鍋で簡単に韓国の人気メニュー・参鶏湯を作ってみましょう。材料は、鶏がらスープの素・鶏の手羽元・洗ったもち米（白米やもち麦でもOK）・水・料理酒・白ネギ・薄切り生姜・にんにくスライスです。

圧力鍋に少量の油を入れ、鶏の手羽元の表面に焼き色がつくまでローストします。そこへ鶏肉がかぶるほどの水を投入し、酒200mlとそのほかの材料を入れます。白ネギは青い部分を加え、白い部分は輪切りにして置いておきましょう。

中火にかけて沸騰したら弱火にし、20分加熱します。火を止めて圧力が下がるまでそのまま休ませます。器に盛り付けたら、最後に輪切りにした白ネギを乗せて完成です。お好みで塩胡椒を加えて味を調節してください。

鶏ガラスープの素がなかった場合、ほかのもので代用も可能です。全く同じ仕上がりにするのは難しいのですが、代用品でうまみを加えて調理できます。鶏ガラスープの素の代用品は以下の6点です。

• 和風だしの素
• 中華だし
• 中華万能調味料(ウェイバー)
• コンソメ
• しいたけだし
• 海鮮だし

鶏ガラスープの素がなければ、創味シャンタンのような中華だしや、和食に使われるほんだしでも料理にうまみを加えられます。少量使用するだけでも、手軽にうまみを加えられるので代用品として使ってください。洋風の味付けなら、コンソメでも代用可能です。

また、ウェイバーは鶏ガラスープの素より味が濃いので、元の分量より減らして味見をしながら味付けしてください。おすすめの中華だしは下記の記事で紹介しています。料理に合わせた中華だしの選び方も解説していますので、ぜひチェックしてください。

鶏がらスープの素と味の素では、料理を手軽に美味しくする点ではどちらも同じです。さらに、2つの違いを知れば、料理によってどちらを使えばいいか迷わなくなります。

鶏がらスープの素は、鶏肉や鶏がらを煮出して食塩で味を調えたものになります。野菜を加えて煮込んだものもあります。味の素はさとうきびを絞った糖蜜を発酵させ、うまみ成分であるグルタミン酸にしたものです。

鶏がらスープの素は鶏肉の出汁がベースとなっているため、料理の味つけに使用します。スープや炒め物の基本の味つけに使用できるのです。醤油や味噌など他の調味料と合わせても美味しいです。

一方で、味の素はそのものに味がついているわけではありません。みそ汁や煮物などにうまみをきかせたいときに入れると味に深みが出ます。炒め物の仕上げに入れるとコクが出る味わいになりますよ。

今回は鶏ガラスープの素についてご紹介しました。鶏ガラスープの素は家庭料理には欠かせない調味料です。それぞれに味わい・コク・含有する食品などに違いがあり千差万別です。いろいろな商品を試して、お気に入りの鶏ガラスープの素を見つけましょう。