美味しい焼肉のたれおすすめ25選｜深井醤油の焼肉のタレはスーパーで買える？

焼肉は日本人が大好きな食べ物の1つです。高級なお肉を使えば当然美味しい焼肉が食べられますが、いつも高級なお肉ばかりは食べられませんよね。しかし、最近ではスーパーの安いお肉も絶品になる、優秀な焼肉のたれが数多く販売されています。

しかも焼肉のたれは焼肉だけでなく、豚肉や鶏肉を使った炒め物や煮物など、さまざまな料理の味付けに活用できます。そんな焼肉のたれは、まさに万能調味料です。カルディや成城石井など、プロが開発した高級な焼肉のたれも人気となっており、ネットでも焼肉のたれを使った簡単レシピが話題を集めています。

そこで本記事では、焼肉のたれの選び方・美味しい焼肉のたれ・スーパーで買える商品を紹介します。購入を迷われている方はぜひ参考にしてください。

お肉の味をしっかり味わいたい方には、あっさりとした醤油味がおすすめです。とろみが少なくサラサラとしているので味が複雑になり過ぎず、肉本来の味が楽しめます。醤油味は焼肉のたれの中で最も種類が多く、好みの味が見つかりやすいのも魅力の1つです。

「りんごやレモンを使ったフルーティーなタイプ」「大根おろしや生姜を使った風味豊かなタイプ」「にんにくを使ったパンチの効いたタイプ」など、香りとコクが楽しめるのも醤油味の特徴です。

醤油味は甘口・中辛・辛口と、シリーズで辛さが分けられているものが多く、小さなお子様のいるご家庭にもおすすめです。焼肉のたれ選びに迷ったら、まずは定番の醤油味を試してみましょう。

ホルモンや赤身肉がお好きな方には、こってりとした味噌味がおすすめです。とろみがありドロッとしているので、たれが絡みにくいホルモン・赤身肉・豚肉によく合います。

味噌味の焼肉のたれはにんにく・粉唐辛子・コチュジャンを使った商品が多く、チシャ菜やゴマの葉でお肉を包む「韓国風焼肉」にも最適です。辛さは中辛～辛口が多いので、辛いのが苦手な方や小さなお子様にはおすすめできません。

濃厚でとろみのある味噌味の焼肉のたれは、お肉の漬け込みだれにも使えるので、味噌味が好きな方はぜひお試しください。

焼肉と一緒にシーフードや焼き野菜を楽しみたい方には、さっぱりとした塩味がおすすめです。塩味の焼肉のたれには、レモンや生姜、ネギを使った少し酸味のあるタイプと、ごま油やにんにくを使った香ばしいタイプの2種類があります。

酸味のあるタイプはシーフードや焼き野菜に、香ばしいタイプはタン・脂身の多いホルモン・塩焼きそばにおすすめです。定番の醤油味や味噌味の焼肉のたれに飽きてしまったときは、塩味で気分を変えてみましょう。

定番の味に飽きた場合は、味変できる変わり種のたれを試してみましょう。焼肉のたれはバリエーションが豊富なので、さっぱり食べたいときにレモンなど柑橘の風味が効いたタイプ、ピリッと刺激が欲しい場合は豆板醤などの香辛料がアクセントになっているタイプなどがおすすめです。

辛いのが苦手な方や、小さなお子様のいるご家庭には甘口タイプがおすすめです。甘口の焼肉のたれはりんごや蜂蜜を使ったものが多く、甘みのあるまろやかな味わいがあります。

同じ甘口でも商品によって甘さのレベルが異なるので、甘すぎると感じた場合はコチュジャンや豆板醤をプラスしましょう。

「甘口では物足りない」「もう少しコクが欲しい」方には、辛さの中にも甘みを感じられる中辛がおすすめです。

中辛の中には辛口に近いものもありますが、辛さに敏感な幼児でなければ案外子供でも食べられる辛さの商品も少なくありません。

中辛タイプはおろしにんにくを合わせたものが多く、食欲をそそる風味も魅力の1つです。焼肉をガッツリ食べたい時は、お肉もご飯もすすむ中辛がおすすめです。

辛いのがお好きな方には、こってりした辛さがクセになる辛口タイプがおすすめです。辛口の焼肉のたれにはコチュジャンや豆板醤が使われているため、手軽に本格的な韓国風焼肉が楽しめます。辛口と甘口を混ぜて、自分好みの辛さに調整するのもいいのでぜひ試してください。

ステーキで食べる場合が多い牛肉には、シンプルな味わいの醤油味をおすすめします。赤身の牛肉には、にんにくや玉ねぎが入りのコクと香辛料が感じられるタイプ、霜降り肉には脂の旨味が感じられる、よりあっさりしたタイプの醤油味がおすすめです。

バーベキューや炭火焼肉の場合、醤油味の焼肉のたれにわさびを少しプラスすると、牛肉の旨味が一層引き立ちます。野菜と一緒に牛肉を炒める場合は、生姜をプラスするのもおすすめです。

豚肉は部位によって味に大きな違いがあります。サムギョプサルのような厚みのあるバラ肉には、こってりとした味わいの味噌味がおすすめ。こってりとした味わいの味噌味は、豚肉の脂の甘さと絶妙にマッチします。

豚トロや薄切り豚肉には、さっぱりとした塩味が最適です。刻みネギやレモンをプラスすれば、よりヘルシーな焼肉が楽しめます。生姜焼きなどのフライパン料理には肉に絡みやすい味噌味、スペアリブなどのオーブン料理には醤油味がおすすめです。

牛肉や豚肉に比べて淡白な味わいの鶏肉は、どの味の焼肉のたれとも相性が抜群。もも肉の焼き鳥には醤油味、むね肉や鶏皮には塩味がおすすめです。唐揚げの隠し味に醤油味を使えばよりジューシーな仕上がりに、塩味を使えば濃厚な塩唐揚げの完成です。

蒸し鶏のつけだれには塩味が定番ですが、味噌味の焼肉のたれにゴマをプラスして、中華風蒸し鶏にするのもおすすめです。

たれ調味料の国内トップシェアを誇る「エバラ」。エバラの焼肉のたれと言えば「黄金のたれ」が有名ですが、ほかにも「焼肉のたれ」「極旨焼き肉のたれ」「焼肉応援団」などの人気シリーズが多数揃っています。

エバラの焼肉のたれの特徴は、りんご・梨・玉ねぎをたっぷりと使っているので、フルーティーでマイルドなコクが感じられる点です。とろみのあるたれはお肉に絡みやすく、焼肉はもちろん厚切り肉や豚肉との相性も抜群です。

また、エバラの焼肉のたれはどれも比較的甘めの味付けなので、子供からお年寄りまで食べやすいのも人気の理由の1つです。甘口でフルーティーな味わいがお好きな方には、エバラの焼肉のたれがおすすめです。

醤油メーカー「キッコーマン」からは「わが家は焼肉屋さん」「超焼肉のたれ」の2シリーズが販売されています。キッコーマンの焼肉のたれは、醤油のコクが際立つあっさりとした味わいが特徴です。

とろみの少ないたれは、ホットプレート焼肉やフライパンでお肉料理を作るのに最適です。醤油の熟成だれとごま油の2層仕立ての「わが家の焼肉屋さん」は、上品なコクとごま油の香ばしい香りが牛肉の旨味を引き立てます。

「超焼肉のたれ」は、果実と野菜の具材感が味わえる濃厚な味わいが特徴です。あっさり系の焼肉のたれをお探しの方には、キッコーマンがおすすめです。

醤油メーカーである「深井醤油」からも焼肉のたれが販売されています。甘めのたれで醤油味と味噌味の2種類あるので、お肉の種類や好みに合わせて選べます。テレビ番組でも紹介され、一時は品薄になるほど人気の商品なので、気になる方はぜひチェックしてください。

鍋用スープやキムチの素などさまざまな製品を販売する「モランボン」でも焼肉のたれが販売されています。「ジャン」と「韓（ハン）」の2シリーズがあり、ジャンは化学調味料・保存料無添加です。焼肉の生だれが3サイズと、熟成コチュジャン辛口が展開されています。

韓（ハン）は、炭火風味とにんにく風味の2種類あり、いずれも食欲をそそる味でおすすめです。

高級焼肉店や人気焼肉店の味を試してみたい方には、名店プロデュースの焼肉のたれがおすすめです。芸能人御用達で有名・市販最強と称される「叙々苑」や「三幸園」、韓国風焼肉の人気店「トラジ」の焼肉のたれはAmazonでも購入できるので、お店の味を家庭で楽しめます。

そのほか、ジンギスカン用焼肉のたれ「成吉思汗」、「戸村」や「スタミナ源」などのご当地焼肉のたれもネット通販なら手軽に手に入れられます。高級なお肉で焼肉をする日は、焼肉のたれも少しリッチなものを選んでみましょう。

焼肉のたれの平均容量は400g前後ですが、使い方によって最適な容量は異なるはず。ここでは大容量と少量のそれぞれのメリット・デメリットについて紹介します。

大容量の焼肉のたれには、600g程度の家庭用のものと1kg以上の業務用があります。大家族の方や焼肉のたれで炒め物や煮物をする方には、600g程度がおすすめです。600g程度なら賞味期限内に使い切れなくても、小分けにして冷凍が可能です。

大人数でバーべキューをする時やシェアする場合は1kg以上をおすすめします。1kg以上は業務用として販売されているため、グラム単価が安いのが最大のメリットです。しかし、好みに合わない味だった場合、大量に残ってしまうデメリットもあります。

大容量は容器も大きいため、冷蔵庫のサイドポケットに収まらなかったり、保管場所に困ったりする場合があります。そのため、大容量を選ぶ際は一度は食べた商品で、使い方と保管場所を考えてから購入するようにしましょう。

「なるべく早く使い切りたい」「いろいろな商品を試したい」方には、200g程度の少量タイプか小分けタイプがおすすめです。200g程度なら1度で使い切れなくても、何度かほかの料理に使えば賞味期限内に使い切れます。

いろいろな味の焼肉のたれを試したい方は、1回使い切りの小分けタイプがおすすめです。小分けタイプは少し割高な点がデメリットですが、いつもフレッシュ味が楽しめるのもメリットの1つです。

素材にこだわりのある方や小さなお子様がいるご家庭では、無添加の焼肉のたれが人気を集めています。一般的な焼肉のたれと比べて賞味期限が短いのがデメリットですが、安心安全で手作りの優しい味わいが最大の魅力です。

オーガニック野菜と共にヘルシーに焼肉を楽しむ時は、焼肉のたれの成分にもこだわってみましょう。

鶏焼肉屋「とりいち」は三重県松阪市に本店がある有名店です。地元では昔から美味しいと評判のお店でしたが、全国的にはB級グルメとして鶏みそ焼きが紹介され知れ渡りました。松阪牛が有名な松阪市ですがソウルフードと言われているのが、鶏みそ焼きです。リーズナブルでビールにもぴったりで幅広い世代に愛されています。

そのお店が美味しい鶏みそ焼きを味わってほしいと「とりいちの秘伝のたれ」を製造し、今では誰でもオンラインショップから手に入れられます。回鍋肉や肉野菜炒めの調味料として便利です。

焼肉のたれはスーパーや、カルディなどで購入できます。カルディでは人気の高いサンダイナーのプルコギャンシリーズをはじめ、個性的な焼肉のたれが多く揃っています。プルコギャンシリーズは韓国焼肉だれなので、韓国料理を作るときにも活用できておすすめです。

焼肉のたれは、食のプロが具材の配合を考え抜いた万能調味料です。一見難しそうに見える料理も、焼肉のたれを使えば案外簡単に作れるものです。最後に、焼肉のたれを使ったおすすめレシピを紹介します。

ブリ（2切れ）に塩をふって10分程おき、キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。次にバットかポリ袋に焼肉のたれの醤油味（大さじ3）と生姜を入れ、ブリを30分程漬け込みます。

最後に漬け込みだれからブリを取り出し、魚焼きグリル（両面焼き）で8～10分ほど焼いて完成です。焼肉のたれを使うと、いつものブリの照り焼きに深みとコクがプラスされます。みなさんもぜひ作ってみてください。

フライパンに油を熱し、豚肉→野菜の順に炒めます。次に中華麺（2玉）をほぐしながら加え、塩味の焼肉のたれ（大さじ3～4）を回し入れて、たれが馴染んだら完成です。

豚肉の代わりにエビやイカなどの魚介類を使えば、豪華な海鮮塩焼きそばに早変わりします。鶏むね肉のそぎ切りやミンチ肉を使うのもおすすめです。

今回は、焼肉のたれのおすすめ25選を紹介しました。今回ご紹介した焼肉のたれを使って美味しい焼肉を楽しむのはもちろん、焼肉以外のレシピにもぜひ挑戦してみてください。