美味しいそばつゆのおすすめ20選｜市販のざるそば用・高級・最強のそばつゆレシピ

喉越しよくすっきりと食べられるそばは、老若男女問わず幅広い年代層に人気があり、日本のソウルフードとも言える存在です。ざるそばを食べる時に必要不可欠なのがそばつゆですが、家庭によって味が異なることをご存知ですか。

実は家庭もさながら、地域によってそばつゆの味は少しずつ違いがあります。だしに何を使うか、どのくらいの量を使うかで全く味が変わります。そこで今回は、気になる地域別のそばつゆの味やタイプについて調べました。

また、市販の美味しいそばつゆのおすすめ20個も紹介しています。ざるそばにストレートで使えるものや、水で薄めて使うものなど、盛りだくさんです。市販品では物足りない方のために基本のそばつゆレシピもまとめました。ぜひ最後までご覧ください。

家庭で味わう際にそばつゆとめんつゆを分けて使っている方はかなりの麵通です。ほとんどの方はあまり気にしていませんが、両者には味付けに違いがあります。

そばつゆはそばに合うように作られたつゆです。そばの風味に負けないように味付けは濃い目です。そうめんのつゆに比べるとやや甘みが強く塩辛い印象で、だしは少な目の配分になっています。

めんつゆはそうめん・ひやむぎ・うどんに合わせて作られたつゆです。そばつゆに比べると甘味や塩辛さは少なく、だしがしっかり効いています。そばよりもつゆにしっかりつけて食べるために味付けはやや薄めです。このように、両者の食べ方の違いも理由のひとつとなっています。

実はそばつゆの味は地域によって違いがあるのをご存知ですか。そばつゆにはだしを取る昆布とかつお節が重要ですが、昆布の流通ルートは北海道から始まり、美味しいものはすべて天下の台所、関西に集められました。そのため北海道や東北・関西では昆布だしが効いたそばつゆが主流です。

一方、関東では昆布よりもかつお節の味わいが強いそばつゆが一般的です。江戸っ子のサッとつゆにつけてそばをすする食べ方もあり、つゆは濃い目で醤油の味わいが感じられます。

中部や関西では複数のだしを使用しており、ふくよかな甘めのつゆです。九州は、つゆの色が薄くてだしの味が強いそばつゆです。市販品のつゆはもともとその地域の味が調整されたものになっています。

• 北海道・東北の特徴：昆布だしとしょうゆの風味が濃い
• 関東の特徴：かつおだしとしょうゆの風味が濃く、そばつゆだけではのみにくい
• 中部・関西の特徴：複数のだしを使っていて、味わいふくよかな甘めのつゆ
• 九州の特徴：色が薄いがだしが効いてる、味わいのいいつゆ

ここでは美味しいそばつゆの選び方を紹介します。そばつゆは大きく2種類のタイプがあり、使い方も異なります。また、容器の種類や価格の違いなどについてもまとめていますので、おいしいそばつゆを探している方はぜひチェックしてください。

そばつゆにはそのまま容器に注いで使うものと、水で薄める濃縮タイプのものがあります。それぞれの特色をまとめましたので、使いやすいものを選びましょう。

ストレートタイプのそばつゆは、容器に好きな分量を注ぐだけですぐに食べられるので使い勝手がよく人気です。濃縮タイプとは違って、水を分量を間違えて味が変わることがないので、いつでも安定した味わいを楽しめます。

食べる人数や頻度で購入する量を選べるので、買い物する際も迷いません。しかし濃縮タイプに比べると日持ちがしないので、栓を開けたらすぐに使い切るようにしましょう。

濃縮タイプは決められた分量の水で希釈して使います。ストレートタイプより塩分濃度が高いので保存期間が長いです。しかし、すぐに使えるようにあらかじめ希釈したものを作って置く場合は、あまり持ちません。3日ほどで使い切りましょう。

そばは食べているうちにつゆが薄まってしまうので、味を調整するのにも便利です。そばつゆだけではなく、料理の味付け使えて汎用性があります。

市販のそばつゆは容量のサイズもさまざまです。使う人数によって必要なサイズも違いますが、特に大容量タイプの場合は賞味期限に気を付けましょう。

ストレートタイプは塩分濃度が薄いためあまり日持ちがしません。最短で3日ほどのものもあるので、購入前にしっかりチェックする必要があります。濃縮タイプは2～3ヶ月ほどもちますが、使い忘れがないようにしましょう。

市販のそばつゆの容器には、ペットボトル・紙パック・ガラス瓶などがあります。ペットボトルや紙パックは軽いので操作性によく扱いやすいですが、容器のにおい残りが気になる方もいます。

ガラス瓶は耐久性もあり、容器のにおいもないので安心ですが、重たいので持ち運びが大変です。容量の大きいサイズをガラス瓶で購入する際は気を付けましょう。特に味にこだわりがないなら、地域のゴミの分別などで捨てやすさを重視して選ぶのもおすすめです。

そばつゆは、そばの太さによって選ぶのがおすすめです。たとえば細麺はつゆの味が主張されやすいので、薄めのつゆがおすすめです。細麺は冷たいざるそばに多いですが、好みの薬味を加えて、温かいそばで食べるのも美味しいですよ。

太い麺は麺の味を感じやすいので、濃いめのつゆがおすすめです。特に田舎そばや沖縄そばとの相性は抜群です。甘味より醤油系が強いそばつゆなら、温かいかけそばもしっかり食べられます。好みに合わせていろいろ試してみてください。

同じサイズのそばつゆでも、価格が安かったり高かったりするのは理由があります。これは原材料の違いによるものが主な原因です。

そばつゆは「しょうゆ・みりん・こんぶや削り節などのだし」の3つが組み合わさってできているので、それぞれにこだわると味の奥行や風味もよくなりますが、同時に価格が上がるのは仕方がありません。また、ストレートタイプと濃縮タイプでは後者の方が価格が高くなります。

高級そばつゆは自分で食べる以外にも、贈り物におすすめです。材料にこだわって探せば、自分好みの最強のそばつゆに出合えるかもしれません。

めんつゆ選びに迷った際には、人気メーカーの商品を購入するのもおすすめです。ここではヤマキ・ヤマモリ・創味食品の3メーカーを紹介しますので、参考にしてください。

• ヤマキ
  スーパーでもよく見かける、手軽に使えるメーカー。サイズ・減塩タイプなど商品のバリエーションも豊富。時短レシピにも使える点もポイント
• ヤマモリ
  ロングセラー商品の名代そばつゆが有名。商品ラインナップが豊富で、缶入りのめんつゆも販売している。プロの作る味を求めている方におすすめ
• 創味食品
  洋食にも使えるそばつゆを販売しているのが特徴。京風だし・カレーだしなどほかのメーカーにはあまりないアイテムが欲しい方におすすめ

ギフト用にそばを贈るなら、ぜひそばつゆも一緒に添えましょう。無添加や保存料不使用、素材にこだわったそばつゆであれば、贈られた側はきっと喜ばれます。ネット通販なら全国各地の有名なそばつゆが購入できます。口コミを参考に、味わいや原材料などをチェックしてましょう。普段口にすることのないような高級品を選んでみてください。

ここからは、だしの素を使ったそばつゆレシピを紹介します。お店にも負けない最強のそばつゆが自宅で楽しめるので、ぜひ覚えておきましょう。

【材料】※4人前

• 水　1L
• だしの素　大さじ1

★みりん　大さじ4　★酒　大さじ2　★醤油　大さじ2　★塩　小さじ1と2/3

【作り方】

• 鍋に水とだしの素を入れて火にかける
• 沸騰後、★の調味料を入れてひと煮立ちさせて、完成

そばつゆのタイプやだしの種類などを理解すると、自分の好きな味がわかってきます。市販のものが物足りなければ、自分でレシピを作るのもおすすめです。納得のそばつゆを見つけて、美味しくそばを食べてください。

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