美味しい味噌のおすすめ人気ランキング22選｜スーパーでの市販品から取り寄せ品まで

味噌は日本全国で昔から愛用されている伝統の調味料です。しかしたくさん市販されていて、美味しい味噌が欲しいけれどどれを選んだらいいいか迷っていませんか？そこで今回はプロも納得の美味しい味噌を特集します。

味噌を使ったメニューは味噌汁が代表的ですが、実はそれ以外にもさまざまな料理に使えます。肉や魚の味噌漬け・味噌風味の和風グラタン・野菜スティックの味噌ソースなど、主菜・副菜問わず大活躍。また美味しい味噌があれば、人気の味噌ラーメンも自宅で手作りできます。

この記事ではスーパーで買えるものからお取り寄せ人気ランキング上位の品まで幅広くおすすめ商品をご紹介。選び方のポイント・保存方法も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

大豆に米麹を加えて、塩を混ぜて作った味噌が米味噌です。味噌のなかでも定番で、幅広い方に愛用されています。またメーカーによって味に違いがあるので、商品ごとの特徴が楽しめるのも魅力。米味噌の代表的な種類は、以下のとおりです。

• 信州味噌：長野県を中心に生産されている白味噌
• 津軽味噌：青森県津軽地方で生産されている赤味噌
• 仙台味噌：宮城県仙台市を中心に生産されている辛口の赤味噌

大豆と大豆麹に塩を混ぜて作られた味噌が豆味噌です。熟成期間が長いため、米の赤味噌よりも濃い色に仕上がります。甘味は控え目で、豆の旨味を存分に楽しめます。

豆味噌は八丁味噌が有名な愛知県のほか、岐阜県・静岡県西部でたくさん消費されているのが特徴。味噌汁のほか、味噌煮込みうどん・野菜の煮物などに使われます。

麦味噌は大豆に麦麹を加え、塩を混ぜて作ります。九州地方でたくさん作られているのが有名ですが、実はほかにも中国四国地方・北関東地方でも生産されています。

九州では長崎県の島原味噌・鹿児島県の薩摩味噌がメジャーとなっています。麦のやさしい甘味と香ばしさが感じられるのが魅力。味噌炒め・野菜スティックなどの料理にも活用できます。

合わせ味噌は2種類以上の味噌を混ぜたものを指します。組み合わせによって味のバリエーションはさまざま。癖がなく親しみやすいのが一般的ですが、味噌のコクや風味の深さが増す場合もあります。

癖がないものは味噌汁用の味噌として活躍します。メーカー・商品によって味が異なりますので、お気に入りを見つけてみてください。

味噌は製法の違いにとっても仕上がりが異なります。ここでは白味噌・赤味噌・淡色味噌の3種類の製法について紹介します。ぜひ参考にしてください。

• 白味噌：大豆を煮てから加工する。熟成期間が数週間程度と短いため、色が薄く白味噌と呼ばれている。
• 赤味噌：大豆を蒸してから加工する。熟成期間は半年ほどと長く、色が濃く塩分も高くなる。
• 淡色味噌：白味噌の製法で、熟成期間を少し長くしたもの。白味噌よりも色が濃くなる。

味噌は種類によって風味などの特徴が異なります。そのため料理によって使う味噌の種類を変えるのも重要なポイントです。ここでは代表的なメニューごとに、おすすめの味噌の種類を紹介します。

• 味噌汁：米味噌・合わせ味噌（癖がなく毎日食べても飽きない）
• 肉・魚の味噌漬け：豆味噌（濃い味付けでご飯に合う）
• 味噌炒め：麦味噌（甘口なので子どもでも食べやすい）
• 味噌煮込み：豆味噌（とくに八丁味噌がおすすめ）

生味噌とは麹菌が生きている状態で商品化された味噌を指します。購入した後も麹菌の力で発酵が続くので、風味や色が時間とともに変化するのが特徴です。

味噌本来の香りも楽しめるので、味噌汁にする場合は具材をシンプルにするのがおすすめ。また野菜スティック・焼きおにぎりなども美味しく作れます。

麹歩合は味噌のなかで麹がどのくらいの割合を占めているのかを表した数字です。この麹歩合が多くなると、甘味・香りが強くなります。

逆に麹歩合が少なくなると、原材料のなかでも大豆の割合が増えるため、豆の風味を強く感じられます。商品によっては甘味が少なく辛口の味噌になるので、切れのある風味を楽しみたい方は麴歩合が少ないものがおすすめです。

粗ずり味噌とは、通常では麹を滑らかになるまで潰すのを、あえて粗く加工したものを指します。麹の食感を楽しめるので、食べ応えのある味噌に仕上がります。

野菜スティック・魚の味噌煮などがおすすめメニューです。味噌汁にしても食感を楽しめるのでぜひ挑戦してみてください。

だし入り味噌とは、味噌のなかにあらかじめだしが調合されている商品のことを指します。味噌汁を作る際などに、だしを取る必要がないため忙しい方におすすめです。

商品によってかつお・昆布・煮干しなどだしの種類もいろいろあるので、好みによって選ぶのも可能。味噌汁用の味噌として常備しておくと、とても便利です。

天然醸造とは昔ながらの製法を守って作られている味噌を指します。現在流通している多くの味噌は、加温して醸造を促進させ大量生産を可能にしています。

一方で天然醸造は加温せずに作っているため、完成まで時間がかかります。手間をかけた味噌なので少し高価になりますが、本格的な味噌を選びたい方にはおすすめです。

健康志向の方におすすめなのが、無添加の味噌です。現在一般的に販売されている味噌の多くは、カビなどを防止するために添加物が使われている場合があります。

まただし入り・液体味噌など便利な商品も、調味料などが含まれます。昔ながらの大豆・麹・塩・水のみを使って作られている味噌が欲しい方は、無添加の商品を選んでください。

日々の食事に含まれる塩分が気になっている方もたくさんいます。とくに高齢者や高血圧の方は、味噌の塩分を気にして避ける傾向にあります。

そのような方におすすめなのが、減塩タイプの味噌。最近は塩分を減らしても美味しく食べられるよう、味が調整された商品が多いので、ぜひ一度試してみてください。

品質にこだわる方は、メーカーにも注目してみましょう。おすすめは国産メーカーです。日本全国に味噌を作っている会社がたくさんありますが、とくに有名なのはマルコメ・ひかり味噌・ハナマルキなどがあります。

また九州地方のフンドーキン醬油・ヤマエ食品工業もおすすめです。いろいろなメーカーを試して、ぜひお気に入りを見つけてみてください。

味噌は一般的な日本の家庭なら、常備している代表的な調味料です。そのためお歳暮・お中元・お礼などのギフトに選ばれるのが多いアイテム。とくに高級で美味しい味噌は喜ばれます。ここでは選び方・予算について紹介します。

味噌を初めてプレゼントする際には、選ぶポイントがわからず迷ってしまうでしょう。ここでは選び方のポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

• 人数に合わせた量を選ぶ：大家族はたくさんの容量でも使い切れますが、少人数の場合は持て余してしまいますので注意してください。
• 種類を確認：味噌の種類は相手の志向に合わせたものを選んでください。愛知県なら八丁味噌・九州地方なら麦味噌など出身地によって選ぶのもおすすめです。

プレゼントを選ぶ際に大切なのが予算です。味噌は安いものだと1,000円以下、高いものだと5,000円以上と幅広いので選択肢が豊富にあります。

また味噌だけではなく、醤油・だしなどの調味料が入ったギフトセットもおすすめです。その場合は予算を少し高く設定しておくと、より充実したものを贈れます。

味噌を保管するときは、基本的には冷蔵庫が適しています。しかし冷蔵庫に入れると乾燥してしまうので、ラップで表面を覆っておくのがポイント。

またできればもともと味噌が入っていた容器から、保存用の別の容器に入れ替えて保存すると密閉できるのでおすすめです。長期間保存する場合は冷凍庫でもOKです。

近年味噌汁専門店が人気なのをご存知でしょうか？味噌汁専門店なら、食材にこだわったものやオリジナルにブレンドされた味噌を使ったものなど、いろいろな味噌汁を楽しめます。

またポトフ・ポタージュ風の味噌汁など、ちょっと変わった味にも出会えます。美味しい味噌汁を飲みたい方は、ぜひ検索してみてください。

味噌は味噌汁だけではなく、さまざまなメニューに使える万能調味料です。とくに人気なのが、味噌煮込みうどん・おでん・味噌ラーメン・サバの味噌煮などが挙げられます。

また味噌の味をダイレクトに楽しみたい方は、味噌田楽・野菜スティック・焼きおにぎりなどもおすすめです。人気商品を紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

ここまで美味しい味噌の選び方・おすすめ商品などを紹介してきました。美味しい味噌があれば、普段の食事の味がワンランクアップします。ぜひ記事の内容を参考に、美味しい味噌を購入してみてください。