豆板醤おすすめ16選｜無添加・国産も！ピーシェン豆板醤はどこで売ってる？

豆板醤は、麻婆豆腐・火鍋・回鍋肉などの中華料理に欠かせない調味料です。中華料理以外にも、辛味付けに使用できる万能な調味料で、家庭に常備している方も多いはずです。

豆板醤といえば、李錦記・ユウキ食品などがオーソドックスなブランドから、本場の中華で作られた「ピーシェン豆板醤」などの本格的な豆板醤もあります。好みの豆板醤がスーパーやドンキホーテなどで販売されているか知りたいところです。

本格的な中華料理を家庭で作るためには豆板醤がカギと言っても過言ではありませんが、選ぶ際のポイントを知ることで、料理がランクアップします。本記事では豆板醤の選び方やおすすめ商品16選を紹介します。日本製の定番から一風変わった商品まで紹介しているので、辛いものが好きな方はぜひチェックしてみてください。

中華料理の定番調味料の豆板醤・コチュジャン・甜麺醤の違いは以下のとおりです。

• 豆板醤：
  そら豆・唐辛子を原料にした辛味が強い調味料。
  特に、辛さを出したいときに使用し、四川料理にはマストアイテム
• コチュジャン：
  唐辛子・味噌を原料にした甘辛い味付けが特徴の調味料。
  辛味だけでなく、もぎ米麹などが由来の甘みがある
• 甜麺醤：
  塩・麹・小麦粉を原料に作られている甘くてしょっぱい味が特徴の調味料。
  辛味はなく、塩辛い味噌に近い味わい。

このように、味に違いがあるので、うまく使い分けるとより本格的な中華が楽しめるのでおすすめです。

市販の豆板醤は商品によって辛さが違うため、購入する前に辛さレベルを確認しましょう。スーパーなどでよく見る市販の豆板醤は特に辛味が強いものが多いので、辛いものが好きな方や少しずつ使用するのにおすすめです。

四川豆板醤の「郫県（ピーシェン）豆板醤」は、厳選されたそら豆・唐辛子などの原料を使い、3年以上寝かせて中国でも最高級品として重宝されています。熟成された旨味とマイルドな辛さが特徴です。

豆板醤の唐辛子の挽き方は、粗挽き・微粒・液状とタイプがあります。粗挽きは、口に入れたときの唐辛子の存在が大きく、辛味が強いのが特徴です。唐辛子を小さく砕いた微粒は、舌触りも辛さもマイルドな味わいをしています。

液状タイプは、辛味はマイルドで素材に素早く馴染むのが特徴です。粗挽き・微粒タイプに比べて辛味は強くありませんが、豆板醤を溶かす必要がなく風味を出したいときに使いやすくなっています。

チューブタイプは、ちょうどいい量を出しやすいのが特徴です。炒めものなどの料理をしている最中でも、適量を出しやすい形状をしています。さらに、ボトルタイプに比べて捨てるのが簡単なのがメリットです。

ただし、チューブタイプの内容量は比較的小さいタイプが多いため、頻繁に使う方はボトルタイプがおすすめです。チューブタイプは、使用頻度が少ない方や辛味を調節するために少量使う方に適しています。

ボトルタイプは、容器が少量～大容量まで幅広く展開されています。そのため、豆板醤の使用頻度が高い方におすすめであり、容量が多い分安く購入できるメリットもあります。しかし、瓶タイプのものだと、捨てるときに少し面倒に感じてしまうのがデメリットです。

また、液状の豆板醤などでボトル瓶のものも販売されています。料理中でも適量を出しやすく、スリムで場所を取らない形状が魅力です。ボトルタイプでも、少量の商品もあるので使いやすいものを選んでみてください。

どのメーカーの豆板醤も、それぞれ旨味や辛味が違うため、レシピに合った種類を選ぶのがおすすめです。同じ豆板醤でも辛さ・旨味が違い、辛味が強いもの・塩辛いものなどさまざまです。

味に失敗したくない方は、レシピに載っているメーカーの豆板醤を選びましょう。また、商品によっておすすめレシピなどが提供されている場合があり、その豆板醤に適した料理を紹介しているため美味しく作れます。

美味しい豆板醤を選ぶには、豆板醤の原料にも注目してみましょう。中国の調味料として有名な豆板醤ですが、国産の原料を使用した商品もあります。国産の豆板醤は、酒・味噌・大豆・そら豆など、良質な素材にこだわっていて、旨味が濃縮されて美味しいと人気です。

特に大豆の豆板醤はよくあるそら豆の豆板醤とは一味違う味わいが楽しめるため、ちょっと気分を変えてみたい時にもおすすめです。さらに、化学調味料などを一切使用しない無添加の商品もあるので、できるだけ安心な商品を使いたい方は無添加の豆板醤を選びましょう。

香港の食品メーカー「李錦記」は、中華調味料の世界的に有名なブランドです。李錦記の豆板醤は、粗く刻んだ唐辛子とそら豆を熟成させていて、マイルドな辛さと旨味のバランスの良さが口コミでも評判です。

日本人の味覚に合わせた商品が「エスビー食品」から販売されていて、本場の香港の商品とは違った味わいになっています。通販で購入する際は、エスビーの商品か香港の本場の商品かどうかを確認しましょう。

ユウキ食品は、有機栽培食品に着目し、食の安全と美味しさにこだわった調味料を販売するブランドです。ユウキ食品の豆板醤は無添加で、種類の異なる唐辛子が使われていて辛味に深みがあるのが特徴です。

ユウキ食品の豆板醤は料理に使うと色鮮やかで見た目も味も華やかにしてくれます。塩気もしっかりあるので、味付けが物足りないときに味の調整がしやすいのも魅力です。

オーサワの豆板醤は国産の原料の大豆・唐辛子を使用していて、辛さと旨味にこだわって作られています。豆板醤はそら豆を原料にしている場合が多いですが、オーサワの商品では国産の丸大豆を使用しているのが特徴です。

砂糖・動物性原料・化学調味料不使用の無添加で、酒は「蔵の素」を使用し、徹底して素材にこだわっています。国産・無添加へのこだわりがある方にオーサワの豆板醤がおすすめです。

日本の家庭料理における中華といえばCook Doを連想する方も多いように、ホイコーローやチンジャオロースーなど味の素の合わせ調味料として有名です。

合わせ調味料以外にも、調味料単体も販売されています。定番の瓶タイプや使いやすいチューブタイプの豆板醤も販売されています。日本人にとって馴染みのある豆板醤の味であり、いつものあの味が再現できると幅広い年代に人気でうｓ．

明徳食品は70年以上の歴史がある、台湾の調味料メーカーです。長年台湾で不動の人気の地位を誇ってきた明徳食品の豆板醤は辛みの中にほのかな酸味と旨味があふれます。

日本の一般的な豆板醤とはまた違った美味しさがあるので、気になる方は日本でも専門店や通販などで購入してみてください。

総合ディスカウントストアである「ドンキホーテ」にも、豆板醤は売っています。特に大容量の「四川省ピィ県産豆板醤(微粒)」を取り扱っている店舗が多いです。ですので、いつも使っている方は、ドンキで購入するのもおすすめです。

さらに中華料理のプロも使っている「ピーシェン豆板醤」も取り扱っている店舗もあるので、気になる方は近くのドンキに足を運んでみてください。

豆板醤が切れてしまったときは、次の材料で代用ができます。代用しても、豆板醤と同じ味にするのは難しいですが、豆板醤に近い味になります。豆板醤の代用品の材料は以下の通りです。

【材料】

• 味噌　大さじ1
• 醤油　小さじ1
• ごま油　小さじ2分の1
• にんにく　小さじ2分の1
• 一味唐辛子　小さじ1
• ラー油　小さじ2分の1

手順は、上記の材料を混ぜ合わせるだけなので、もしものときは代用してみましょう。

ここでは豆板醤を使ったおすすめレシピを紹介します。どちらも簡単なメニューで、普段の食事にも採用しやすいものになっています。ぜひチェックしてみてください。

副菜にぴったりのきゅうりを使ったレシピです。お酒とも相性抜群なので、ぜひ試してみてください。

【材料】

• きゅうり　3本
• ごま油　小さじ3
• 豆板醤　小さじ1
• いりごま　適量

【作り方】

1. きゅうりをめん棒などでたたいて、食べやすい大きさにする
2. ボウルにきゅうりを入れ、ごま油と豆板醤を入れて混ぜる
3. お皿にもりつけて、いりごまを振りかけて完成

いつものチャーハンも、豆板醬を使えば本格的な味になります。具材は冷蔵庫にある野菜・卵などなんでもOKです。

【材料】

• ご飯　1杯分
• 卵　1個分
• ハム　1枚
• 小ネギ　適量
• 豆板醤　小さじ1/2
• 鶏がらスープの素　小さじ1/2
• 塩　少々
• こしょう　少々
• ごま油　大さじ1

【作り方】

1. フライパンにごま油を入れて熱する
2. 香りが立ってきたら豆板醤と溶いた卵を入れる
3. 卵が少し固まったらご飯を入れる
4. 食べやすい大きさにカットしたハムを入れて炒める
5. 鶏がらスープの素・塩・こしょうを入れて炒める
6. 火を止めて小ネギをトッピングして完成

市販の豆板醤でも、無添加・国産のものや本場の素材や製法を使用した本格的なものまで、さまざまな商品が展開されています。使い慣れた豆板醤もいいですが、本格的な豆板醤を使用するといつもの料理が、より本格的な中華料理になるのでおすすめです。